従来の埋葬法の課題
一般的には火葬と土葬が主流です。
しかし、火葬は遺体を焼却する際に二酸化炭素が排出され、地球温暖化の問題でもあることと、土葬は遺体は微生物に分解されますが、棺が分解されにくく、棺の材料で有害物質が含まれていることもあります。
そこで地球環境の為にも生み出されたのが、フリーズドライ埋葬です。
フリーズドライ埋葬とは
液体窒素を使い、−196度まで急速冷凍し、完全に凍った遺体を振動で粉砕します。
そうして細かくなった遺体をさらにフリーズドライし、乾燥した遺体から不純物(金歯など)を取り除きます。
最後には、土に分解される小さな箱に入れ、埋めておくと約1年ほどで分解され、完全に土に還ります。
スヴェーデンでは、新しい遺体処理法として、合法化を検討しているそうですが、まだ実現には至っていないそうです。