お骨が骨壷の中で水になるのは本当か⁉︎

お墓から骨壷を取り出したら骨壷に水が入っていたのですが、お骨は時間が経つと水になるのですか? といった問い合わせをよく受けます。

実際にお骨は時間が経過すると水になることがあるのかどうか調べてみました。

お骨は水に変化しない

お骨は土には還ります。

これは埋められた墓地の土壌のバクテリアの性質にもより時間は異なりますが、いずれは分解されます。 但し100年単位の非常に長期間にはなります。

また火葬をしたお骨の場合、お骨がセラミック状になっていることもあり、より長い年月が必要です。

しかし水に変化することはありません。

それではなぜ骨壷に水が入っているのか⁉︎

これは、骨壷の中に水が溜まるからです。

お墓の中は、外気温よりも低温になります。

その為に、磁器である骨壷内に結露した水が溜まりやすいのです。

そしてその水はとても浄らかな水でもあります。

焼骨しているお骨は炭と同じように浄化作用が働く為、とても綺麗な水になります。

清い水と云えば仏教では、蓮の葉っぱに溜まる朝露が最も清い水であるという説もあります。