世界のお葬式や納骨について紹介していきたいと思います。
宇宙葬とは
宇宙葬とは細かく粉砕した遺骨を、数gほどの僅かな量ですが、カプセルに入れてロケットで打ち上げ、地球周回軌道に乗せて宇宙に運ぶサービスです。
バルーンを使い、成層圏まで届ける方法もあります。
基本的な宇宙層サービスは、アメリカの宇宙基地があるメキシコ州(スペースポート・アメリカ)から打ち上げられます。
宇宙葬の種類
宇宙葬と言っても、ロケットで打ち上げるだけではなく、様々な種類がありますので、紹介します。
バルーン葬
遺骨を巨大なバルーンに入れて飛ばします。 バルーンは放たれてから約3時間後に成層圏に達し、3〜4倍に膨張して宇宙に散骨されます。
宇宙葬
ロケットで打ち上げて、遺骨を宇宙まで届けます。
大気圏葬
人工衛星に乗せて打ち上げ、人工衛星が地球を周回した後、大気圏に再突入して燃え尽きます。
宇宙葬の歴史・始まり
最初に行われた宇宙葬は、1997年にSF映画スター・トレックに携わった方々の遺骨をロケットでカナリア上空に発射したことのようです。
日本で宇宙葬を行う場合と費用
日本では宇宙葬の中で、バルーン宇宙葬を受け付けている会社があります。
株式会社バルーン工房 バルーン宇宙葬の会というところです。
40年以上バルーン事業を続けていた会社が発案したサービスのようで、法務省・厚生労働省にも確認をとって行っているサービスとなります。
料金は24万円からで、全国に代理店があるので、どこからでも対応できるそうです。
※5m四方の場所で、周辺に高層ビル・電線・障害物が無ければ対応できるそうです。
※ペットも可能です。