ウクライナの宗教と土着信仰

世界のお葬式・納骨・宗教いついて紹介していきたいと思います。

今回は、2022 年7月現在戦争が続いているウクライナの宗教についてです。

ウクライナの土着信仰

ウクライナの主な信仰宗教は、外務省曰く、ウクライナ正教及び東方カトリック、その他はローマ、イスラム、ユダヤ教となります。

仏教は信仰されていません。

ウクライナは、元々の土着信仰の風習とギリシャ正教が混じり合い、今の文化が構築されました。

例えば、夏には(クパーロ祭り)という土地信仰の祭りが行われ、このクパーロとは、ウクライナ語で水浴びを意味します。
これは悪霊を祓うために水浴びをするという土地信仰でして、この行事とギリシャ正教の(洗礼者ヨハネ祭)が合わさり、今のクパーロ祭りが出来上がりました。


日本の神仏習合と同じような概念ですね。

ウクライナの宗教

ウクライナでは、主にキリスト教ですが、キリスト教の中でもウクライナ正教会とカトリック教会の2つに分かれています。

しかし、今のロシアとの戦争により、キリスト教内でも揉め事が起こり、司祭を追い出し立などのトラブルが起こっているそうです。

戦争が今後の宗教事情にも大きく影響しそうですね。

ちなみに、ウクライナのクリスマスは2回行われます。

ローマカトリック教が12月25日にクリスマスを祝い、ウクライナ正教は1月7日に祝う為に2回の開催となるようです。