宇宙葬の歴史
世界には様々な納骨・埋葬方法がありますが、宇宙葬とは、遺骨の一部を人工衛星の乗せて打ち上げる事です。
世界で初めて宇宙葬を行ったのは、宇宙映画のスタートレックに関わったシーン・ロッテンベリーとなります。
その他にも、冥王星の発見者であるクライド・トンボーも宇宙葬をしています。
やはり宇宙に携わる方々が、宇宙葬をされる傾向が強いですね。
しかし人工衛星で打ち上げる為に莫大な費用も掛かりますので、基本一人一人ではなく、数十名の遺骨を集団で同時に打ち上げます。
現状どれだけの人数が宇宙葬を行ってるか
世界的に見ると、現状では約100名程だと云われています。
そのほとんどはアメリカで、エリジウムスペースという会社が幅広く行っています。
エリジウムスペース社の宇宙葬費用は、大体2000ドルとなります。
日本円に換算しますと約26万円ですので、遺骨の状態とはいえロケットで宇宙に行けると思えば非常に安い気はします。
宇宙葬を行っている日本企業
日本では、茨城県つくば市の企業(SPACE NTK)が宇宙葬ビジネスを展開しています。
この事は、2022年4月18日に読売新聞でニュースにもなりました。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220418-OYT1T50052/
「人は亡くなったら星になるんだよ」という母親の言葉を胸に、葛西智子代表が手掛けています。
ロケットは日本国内では無く、米フロリダ州から打ち上げられます。
SPACE NTKの宇宙葬の費用は、お骨を約50gまでの部分散骨で約55万円になっています。
アメリカのエリジウムスペース社よりも高額にはなりますが、エリジウムスペース社に依頼する場合、御自身で英語で対応等全てやり取りしないといけないので、SPACE NTKに依頼する方が手軽ではあります。
↓SPACE NTK 会社HP↓
https://space-ntk.com/
ホリエモンも宇宙葬に興味を持っている⁉︎
宇宙ビジネスを手掛けている堀江貴文氏も2019年にツイッターで下記の投稿をしています。
宇宙葬は今後さらに広がっていきそうです。